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コロナ禍で学んだこと

 コロナの感染が爆発的に広がったのはのはもう2年前のことです。今、振り返ってみたら、こんなに長い時間を経ったのは本当に信じがたいです。

 2019年12月のころ、中国の武漢市で最初の症例が確認されて以降、中国各地で多くの感染者が確認されたというニュースが流れました。最初の頃はそんなに気づきませんでしたが、だんだんと私の町にもコロナが及んでいました。その頃は、年末年始の帰省ラッシュに当たり、人流が一年のピークを迎えており、感染者数が急増していました。そのため、中国政府は即座に都市封鎖という対策を考え出しました。ロックダウンということは私にとって、生まれて初めてのことですから、本当に怖かったです。外出禁止も強制されていました。毎日のニュースによって、感染者数がどんどん増えていく状況を知り、さらに怖くなりました。明日は我が身だ。そんな思いが自然と出てきました。

 その中から、一つ学んだことは友達の存在です。冬休みなのに、友達と会えなかったということは本当に寂しくて辛いことでした。人間は社会的な動物だと言われています。「言葉」を持っていることが他の動物との違いです。私たちは他者と対話をすることで自分を成長させているのだと感じました。

 次に、もう一つ学んだことはエッセンシャルワーカーへの感謝の気持ちです。エッセンシャルワーカーとは、社会に必要不可欠な仕事をしている人たちのことです。例えば、医療関係者です。コロナが発生する前は、それらの人の仕事に興味や関心がなかったです。コロナが発生した後、私たちはエッセンシャルワーカーの人達にどれほど頼っているかつくづく実感しました。

 そして最後に、自分との対話の大切さに気付きました。ずっと家に閉じこもっている間、家族を除き、他人との交流ほとんどがなくなりました。スマートフォンがあっても、SNSでチャットすることができるにしても、やはり面と向かって交流するのが一番ですよね。相手の表情を読み取ることもできるし、身振り手振りを見ながら、交流するのは最高です。でも、コロナが収束する前、こうしたことすらできませんでした。そこで、私は自分にこう言いました:


 「このきっかけを利用して、ちゃんと自分に向き合って、自分との対話するのはどうですか。」


 去年、引きこもっている間に、落ち込む時期もありました。落ち込んでいる時、どうやったら気分転換ができますか。どうやって気持ちを切り替えることができますか。このような問題が次々と起きました。インタネットで検索して、ある方法を見かけました。それは瞑想です。ハリウッドスターや有名人が取り入れていることで有名になった方法です。私は瞑想を通して、客観的に自分を見つめ直すことができるようになりました。

 コロナ禍は確かに悪いもので、個人や社会に悪影響を与えましたが、その反面、今まで気づかなかったこと、当たり前だと思うことを改めて認識する機会をくれました。私は、私の経験を通して、皆さんに提案したいと思います。


 「人間万事塞翁が馬」という諺のように、どんなことが起こっても、安易に喜んだり悲しんだりすることはやめましょう。



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