ようこそ、美しき都、成都へ
成都は中国の歴史や文化に彩られた古い都市です。気候が温暖湿潤で、仕事をするのにも住むのにもふさわしい土地です。自然の景観に恵まれ、あちらこちらに名勝旧跡があり、独特の風土には格別な魅力があります。足を踏み入れると、もう離れたくない!
地理:
成都は中国の南西部に位置しています。中国の内陸にあり、周りに海がないです。
写真のソース:JETRO「成都スタイル」より
気候:
成都は亜熱帯気候に属し、その気候は「春は早く、夏が暑い、秋は涼しく、冬が暖かい」と表されます。雲や霧が多く、日照時間が短いことが一番の特徴となっています。雪がぜんぜん降りません。でも、去年の冬、奇跡的に雪が降りました。これは私が成都で初めて見る雪で、すごくうれしくて、友達と一緒に雪を丸めて、大きな雪だるま⛄をつくりました。
歴史:
成都は三国志時代に蜀の都として繫栄していた四川省の省都です。「天府の国」と称されました。 三国志は日本でもおなじみですよね。
成都は中国でただ一つの2000年以上にわたって名前が変わることがない都市です。でも、二つのおもしろい別称があります。一つ目は“錦城”です。(錦官城とも言います。) 成都は古くから錦の産地として名高く、その首都を錦城と称しました。二つ目は“蓉城”です。 芙蓉の木があちらこちらに芙蓉の木が植えられているからです。
料理:
成都は盆地で周りが山に囲まれているので、夏は蒸し暑く、冬は霧が濃く、晴天の日はほとんどありません。四川料理はこのような独特な気候風土をもとにして生まれた料理で、味の特徴は酸味を効かせることの他に、“麻辣”と言われる味付けがあります。“麻”とは舌が痺れるような山椒の味、“辣”は唐辛子の辛さを表しています。
以下の写真は麻婆豆腐です。いかがですか。みなさんはこの写真だけを見て、すごくからいと思っているんでしょうか。
そのほか、みなさんはきっとアイスクリームを食べたことがあります。でも、山椒が上にのっているアイスクリームを食べたことがありますか。香辛料を多く使用する四川料理の中心地であり、2010年ユネスコ(国連教育科学文化機関)の「食文化創造都市」に認定されました。
成都には、本場の四川料理だけでなく、いろんな異国料理があります。例えば、日本料理です。中国人にとって、卵は生では食べられないものです。生卵を食べたら、下痢になってしまうと考えています。私も初めて食べる時、不思議だと思います。でも、実際に食べたら、意外と美味しいと感じました。卵は無菌であれば生でも大丈夫だと知りました。
観光資源:
パンダ:
パンダは中国の国宝です。
テレビタワー:
街の夜景を楽しめるテレビタワーの下にはたくさんのバーがあります。若者たちの聖地と言っても過言ではありません。
錦里古街(きんりこがい):
テーマパークのような観光エリアで、民芸品がたくさん売っています。たくさんの屋台が立ち並び、食べ歩きができます。夜はライトアップされ、提灯)の光りが綺麗です。
青城山:(せいじょうさん)
道教の名山として知られており、標高は1600mです。世界遺産に登録がされていることから、各国から多くの観光客訪れている人気の観光スポットです。私は去年国慶節に友達と一緒に青城山に行きました。風景がとてもきれいです。空気が新鮮で、都市を離れて自然に囲まれた感じが大好きです。そして、山登りをした後、、有酸素運動にもなります。体脂肪が減りましたね。
春熙路歩行者天国:
昼に限らず、夜も多くの人で賑わっている人気のスポットです。様々な店が立ち並ぶ中に、日本でもお馴染みがある伊藤洋华堂(イトーヨーカドー)があります。フロアにはカフェ、本屋、ブランドショップ。時々、写真展が開かれます。下の写真を見てください。あるパンダが壁によじ登る後ろ姿が見えませんか。おもしろいですね。
皆さん、機会があったら、ぜひ一度成都に遊びに来てください。案内しますよ。
*掲載写真はすべて筆者撮影
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「写真のソース」よりは「出典」と書いた方がわかりやすいかなと思いました。
提灯のライトアップがとてもきれいですね。まさに中国といった感じがして、幻想的だと思いました。
壁をよじ登るパンダがかわいい♡